岸ゼミ三回生の福井です。遅くなりましたが、12月2・3日の五大学環境セミナーの報告をします。
全体の主な発表の流れとしましては、各班の発表20分、各班の発表に対し、質問班と質問教授がおられて、質問班の質問が約15分、教授の質問、講評が約15分で合わせて一つの班に50分という枠組みになっています。
この早々たるメンバーの中、我が岸ゼミはなんとトリを飾ることになりました!(あえて最後にしてもらいました。)
さて岸ゼミのプレゼンの内容に移りたいと思います。突然のことだったので、僕の独断で内容を決めてしまいました。(三回生ごめんなさい)。タイトルは「奈良県の木質バイオマス利用案」。研究の目的は奈良県内における間伐材、主伐材の放置、またそれが引き起こすダム流木問題や製材時廃材の利用問題を解決すべく木質バイオマスの県内の可能性と利用方法、コスト削減の方法の模索・・・・ らしい。奈良県には使用されていない間伐、主伐材がとても多く存在しています。それらを利用するにあたって、何が問題になるのか?またその問題どのように解決すべきか。最終的にどのような形態で木質を利用すればよいのか。そのような流れのプレゼンとなったはずです。
現地の話に戻ります。一番目に慶応大学細田ゼミのプレゼン。発表者は何も見ずに発表しはじめました。後ろでパワーポイントを動かす人物と息がピッタリ。彼らの環境セミナーに対する姿勢をこの時肌で感じました。内容は数式ばかりで何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。(力不足です)
初日の発表で気づいたことは、まず各班が地域に絞って考えていることです。京都、奈良、葛巻町、日本橋など。地域、地域の政策、分析に限定されていました。二つ目に発表者の上手さを感じました。慶応や一橋はプレゼンではある一部を完全には明らかにはせず、あえて質問させて答える。そのようなシーンが多々見られました。
その晩レセプションにおいて、各大学の方々と交流する機会が設けられました。一橋都市交通班の人たちと微妙に盛り上がりました★の秋。その後、僕とヒガシラはホテルへ、田中は実家へ。
二日目、各班の発表が終わるに連れて、緊張が高ぶってきました。気づけば、教室に慶応の学生が40人近く、全体で70人を超えていました。
我々の発表は15時45分から始まりました。発表は僕が、パワーポイントはヒガシラが扱いました。発表時間は18分。質疑で主に聞かれたことは、奈良県の林業衰退の主な原因や、現在の利用状況、そしてパワーポイント内での「不備」でした。不備は指摘されたとき、僕があっさりと「おっしゃるとおり」と認めてしまいました。慶応大学の細田先生からは、論文の不備、また本題からの最終のズレなど基礎的なことを指摘されました。(反省です)。しかし奈良県に絞った利用形態の考え方自体は面白いとのお言葉をいただきました。
今回東京で学んできたことをおさらいすると、
①論文作成段階において、書いていくうちに研究の目的から違う目的になってしまう場合がある。その場合は読み直し、研究の目的を変えるのか、それとも目的に合わせて内容を修正するのか、よく考えなければならない。当たり前のことだが、これが出来ていないと結局何が言いたいのか分かりません。我々は出来ていませんでした。
②いかに分かりやすく伝えるか。発表者は内容を理解しています。(分かっていなければ論外)。しかし理解することと伝えることは違います。短時間で自分の知っていることを何割伝えられるのか、また相手に理解させるのか、とても重要なことです。これが一番できていたのは一橋大学の都市交通班の人たちであったと僕は思っています。
③フィールドワークをしっかりやろう。人が作成したデータばかりに頼るのではなく、自分たちに足でその土地に行き、自分たちでデータを作ることが大切です。これも一橋大学の寺西ゼミがよくできていたと思います。
④普段からのアウトプット不足。これは以前から岸さん、中山さんに言われてきたことです。そうゆう時間が設けられているのにもかかわらず、してこなかった自分たちに大きな反省。
①論文作成段階において、書いていくうちに研究の目的から違う目的になってしまう場合がある。その場合は読み直し、研究の目的を変えるのか、それとも目的に合わせて内容を修正するのか、よく考えなければならない。当たり前のことだが、これが出来ていないと結局何が言いたいのか分かりません。我々は出来ていませんでした。
②いかに分かりやすく伝えるか。発表者は内容を理解しています。(分かっていなければ論外)。しかし理解することと伝えることは違います。短時間で自分の知っていることを何割伝えられるのか、また相手に理解させるのか、とても重要なことです。これが一番できていたのは一橋大学の都市交通班の人たちであったと僕は思っています。
③フィールドワークをしっかりやろう。人が作成したデータばかりに頼るのではなく、自分たちに足でその土地に行き、自分たちでデータを作ることが大切です。これも一橋大学の寺西ゼミがよくできていたと思います。
④普段からのアウトプット不足。これは以前から岸さん、中山さんに言われてきたことです。そうゆう時間が設けられているのにもかかわらず、してこなかった自分たちに大きな反省。
これから三回生はこの課題を受け止め、卒業研究に向けて頑張っていきましょう。
論文は修正し、HPに掲載したいと思います。
論文は修正し、HPに掲載したいと思います。
全く関係ないことですが、品川区のマクドナルドは自給1500円でした。