岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

アジアインターンシップ2007 Part3

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前半の山場、ハノイ国民経済大学との合同ゼミ。
ベトナムの女性は髪が長い人が多いような気がしました……
来年はこの横断幕に同志社の名前が書かれるのでしょうか…
岸ゼミと緒方ゼミは浴衣や甚平で、NEUはアオザイで異文化交流。
僕はその中で作務衣は一人だけだった、八木です。

9月1日

とうとう9月に入りました。
ベトナムでの生活も慣れてきたところ、ハノイ国民経済大学(以下、NEU)との合同ゼミです。
緒方ゼミも岸ゼミもこの日の前日に発表の最終確認していました。
緒方ゼミはCDM班、地域開発班、社会調査班で構成されています。
それで、事前に論文をNEUの学生に対して送っているので、NEUの学生はその班ごとの論文、発表内容に対してカウンターパートを準備して理解を深めようというものです。

そして、午前中はその各班に分かれて内容を話し合います。
しかし、岸ゼミは論文提出が遅くなってしまっていたせいか、NEUには岸ゼミのカウンターパートが組織されておらず、地域開発班に時間を少し貰って、地域開発班のカウンターパートに岸ゼミの発表の概要を聞いてもらえました。地域開発班、およびNEUの地域開発班のカウンターパートの皆様、ご迷惑おかけしてしまい申し訳ありませんでした!

緒方ゼミの地域開発班に混ぜてもらっていて、NEUのカウンターパートの発表に一部を聞いててわかったことに、英語の発音はベトナム人は独特な発音をするので、全然都がう単語の発音に聞こえたりします。母国語が英語だったり、ネイティヴに多く触れている人は比較的そういった聞き違いはないらしいです。

午後、発表です。緒方ゼミの各班の発表の間にそれぞれのカウンターパートの発表を挟む形になっているので、岸ゼミの発表は最後になりました。
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緒方ゼミやNEUの学生の発表が続きます。
発表後の質問時間。英語の発表聞きながら、英語で質問を考える。頭の中で考えた質問を英語に作り変えるのが本当に時間のかかる作業で、英語に置き換えている間に質問時間が終わったりしてしまうこともありました。せっかく質問考えてもこれでは無意味です。
以前の環境フォーラムでも同じような感じがしましたが、自分がどれだけ英語ができない事がわかりました…せめて、もう少し聞きとれればよかったのですが…


岸ゼミの発表です。農業と里山についての発表をしてきました。発表は思っていたよりも時間がかかってしまい、20分の制限時間ギリギリまでいってしましました。僕自身、緊張してカチコチでした。
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緒方ゼミから、質問を受けて、必死に答えるYOSHIE…
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お前はやっぱすごいよ、英語…。大いにたすかりました。ごめん、写真載っけた…



NEUの学生からは質問がありませんでした。現在ベトナムは大きな経済成長の中にあり、そういった昔のライフスタイルには戻るのはよしとしないのでしょうか…
ベトナムでも農薬が使われている風景を目撃しました。合同ゼミで発表したときに「日本が農薬や、農業機械を持ってくるんだ」、とチン教授がおっしゃっていたように記憶しています。いくら、我々が農薬使わないでやっていきましょうと言っても、そんなこと言ってる当の国は農業機械や農薬を使ったり、国外に売ったりしているなんて、いくらなんでもおかしな話です。
でも、チン教授は進んだ国日本で我々が行っている里山保全に大変興味を持っていただきました。
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なんと、我々、岸ゼミの作ったパワーポイントをいじりだして「これだ!」と言って里山の写真の出ているスライドを映しだして、熱弁!

中山さんも動き出して、
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語りだします。

発表の中身の質はさておき、なんとか大したミスもせずNEUとの合同ゼミは終了しました。岸ゼミは環境フォーラムがあったとはいえ、発表にも慣れていないのに、フォーラムに引き続いての英語での発表、論文。準備にも大変な苦労をしてベトナムに行って来ての、活動。ある程度の成果を得られたと思うのです。チン教授にも興味を持っていただいて、中山さんからもお褒めの言葉、いただきました。皆さんお疲れ様でした。

さて、この日の夜はNEUにの皆さんと一緒に懇親会。
発表のことから解き放たれた日本の学生たちはおおはしゃぎ!
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連日、夜にホテルの屋上で必死に練習した踊り!
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一緒に混ぜてもらってありがとうございました。楽しかったです。

NEUの学生も笠をつかっての踊りを披露してくれました。伝統的なものなんでしょうか。
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緒方先生から、ベトナム側のパフォーマンスはすごいと言われていましたが、わかった気がします。とにかく元気がいいのです。本当に。
岸ゼミからは同志社のカレッジソング(曲なしで)を歌いました。緒方ゼミは他にも書道とか、剣道とかを披露していました。

小畠くん、NEUの学生たちに敢然と立ち向かっていったあなたはすごい!
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NEUの学生とすっかり、うちとけてしまっています。そのコミュニケーション能力に脱帽です。


ということで、無事にNEUとの合同ゼミおよび懇親会は終了したのです。しかし、NEUの学生はみなさん元気です。懇親会の時は歌って踊って、圧倒されてしまいました。はじめて日本の外に出て交流。日本人は外国からの留学生たちとこんな交流しているのか…
懇親会が終わった後、学生さんがたはそれぞれバイクに乗って颯爽と帰っていきました。学生もほとんどがバイクなのでしょうか…

今回の合同ゼミのために準備の活動してきたこともさながら、本番で発表する、というのも大きな経験です。あたりまえです。岸ゼミメンバーが合同ゼミに参加してそれぞれに学んだことがあるはずです。
その機会のひとつとなったAI2007、学生たちの内面的なところでも大きな意味を持つことは間違いないと思います。


では、またPart4に続きます。