岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

11月4日・脱兎谷で脱穀

三回生の八木で。今回は作務衣ではなくつなぎです。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828141407.jpg
今回は高山サイエンスタウンにある脱兎谷で脱穀作業です。
足踏み式脱穀機を持っていかず、千歯扱き持って行きました。日本史の教科書にも出てくるアレです。

千歯扱きを使っての作業…小峠から千歯扱きを4つ持って行きました。写真で中山さんが使っているのはこれ麦用のものなので歯と歯の間が広くて麦より粒の小さい米はあまり扱げませんでした…福井さんの足元にある頭だけの千歯扱きは生駒市から借りた米用のものです。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828141421.jpg
麦用のやつでも扱げなくはないということで二つ重ねて扱いでいきました。↓
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828141426.jpg
最初から米用のもので扱げばよいのですがいかんせん頭だけしかないと、使いにくい…。両側にブロックを敷いて扱ぎました。でも、なかなか力が入らないのです…そこで、麦用のもので大まかに扱いだ後、米用のもので扱ぎきれなかった米を扱いでいく流れ作業で進めることになりました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828141417.jpg
後ほど岸さんも到着されて作業。しかし、収量が少ないであろう脱兎谷とはいえ、なかなか作業が思うように進みませんでした。足踏み式脱穀機さえあればすぐに終わっていた作業も千歯扱きでは、かなり時間がかかってしまいました。足踏み式脱穀機の便利さを痛感させられました。

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828141401.jpg
中山さんが田んぼの表面を焼きます。雑草の種も焼いて、その栄養分を土に戻します…でも、湿気ていたのか、思うように燃え広がりませんでした…

そして、扱いだ米を振り分ける作業…小峠での脱穀のときもこの作業に苦労した気がします。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828141411.jpg
やっぱり結構大変でした。結局暗くなるまで作業し続けたものの最後まで終わらずじまいでした。

小峠に道具を置きに戻ったとき、西畑に植えた上方向に蔓を伸ばすダイショウというイモを掘りました。植えに向かって延びる不思議な芋、そしてできた芋は根菜みたいというか…サツマイモのようにゴロゴロあるわけではなく根っこにひとつ「ドン」とあるのです。その形と言ったらまあ、まるで野球のグラブみたいなんです。京都市が勧めている新種のイモなのだそうです。写真で見てもらったらいいのですが、申し訳ないことに写真を撮り忘れました…写真はまた後日ということで。

ということで、脱兎谷の脱穀報告を終わります。