岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

7月8日の活動報告~水路の確認~

SAの八木です。
今回、奈良県北西部に大雨洪水警報が発令されたことにより、急遽TA中山さんとフィールドまで行ってきました。以前の活動の中で大雨により水路から水があふれ出し、土手が崩壊したことがありました。フィールドに来てくれた方は分かるかと思いますが、ちょうど古田に入る水を調節する辺りから崩れたことがあったのです。詳しくはこちらで→2007年7月16日の活動報告

さて、午後8時ごろに京都を出発しました。
向かう途中に雨が降り始め、不安になるながらもフィールドに向かいました。
水路の分岐点に土嚢や大きめの石を置いて、水路から田んぼに流れる水を調節しています。それが大雨により許容しきれなくなると水が水路を越えて周囲に流れだし、崩れます。今回、池田に水を入れるために置いた土嚢が懸案事項でした。

フィールドに到着。
雨はあまり降っていませんでした。
着替えて水路を見に行きました。
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植西さんの仕事でしょうか、土嚢は水路から出してありました。本当にありがたい限りです。
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帰り際になると雨もやみ始めていました。
今回結果的にみると我々が確認しに行かなくとも、水路の安全は保たれていたわけですが、大雨が来たら、植西さんの仕事がなければ、我々の行動はどうなっていたでしょう。
もちろん、大雨が来ない、我々が確認に行かない、という結果が一番望ましいのですが、大雨は来るかもしれない。その可能性で我々はまた土手が崩れることを心配しなければなりません。
上西さんの仕事の可能性もあります。我々がいかなくとも植西さんの仕事のおかげで我々が行かなくても土嚢を出してくれているかもしれない。



今回は大雨が来るということを前提に考えての行動です。
考えうる可能性は、
①我々が確認した、植西さんも確認した。
②我々が確認せず、植西さんが確認した。
③我々が確認して、植西さんが確認せず。
④我々が確認ぜず、植西さんも確認せず。

…さて、どうなるか…
またみんなでゲーム理論で考えてみても楽しそうです。


奥田脇の水路も問題なし。
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東畑。
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もう畑ではないのに、畑という呼称を使っているのに違和感あります。
水抜けてました。やはり急ごしらえでは、なかなかうまく行くもんではないですね。

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さつまいも。急にもっさりと伸びてきました。
そう言えば全滅かと思っていた西畑のさつまいもも芽を出していたような気がします。


さて、今回の活動は以上になります。警報が発令されたのが午後6時ごろ。向かったのが午後8時。できることはほとんどなく、本当に確認だけをしていました。ちなみに今はもう警報は解除されています。