岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

1月8日の活動報告~七草粥~

こんばんは!岸ゼミ3回の篠原です。
更新が遅れ申し訳ありません。

先週1月8日(日)は七草粥を作って皆で食べました!
皆さんはちゃんと七草の名称と意味はわかるでしょうか?

春の七草とは芹(せり)・薺(なずな)・御形(ごぎょう)・繁縷(はこべら)・仏の座(ほとけのざ)・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ)の7種の草のことです。
この7種の野菜を刻んで入れたお粥を七草粥といい、邪気を払い万病を除く占いとして食べるそうです。
呪術的な意味ばかりでなく、御節料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効能もあり、現代ではこっちの意味の方が主流でしょう^^

というわけで活動報告に入っていくわけですが、
今回はなんとなんとお客様がいつも以上にいらっしゃって覚えているだけでも10人以上の方々が来て下さいました。
そして、七草粥の際毎年お世話になっている有山さん、尾山さんを講師としてお招きしての大人数での活動の始まりです。

今回はお客様とゼミ生の一部で散策班、竹皿・竹箸班、炊事班の3班に分かれての活動です。
僕は散策班にいたのですが、七草といっても普段雑草として扱っているものが多いので、
皆さん草の種類の違いを見分けるのが凄く難しそうでした。
それでも、一度違いが分かるとみなさん楽しそうに採集してくれました。
そうそう、匂いも草ごとにちゃんと違って、根をちょっとちぎって嗅いでみるとそれでもかなり違いが分かるんですね。
里山が五感を育てたって前読んだ本にも書いてありましたが、今回のような活動は本当に
草の細部の違いを見て、触って確かめて、草の匂いを嗅いで、山の音を聞いて、七草粥を食べてと
本来の里山での生き方を痛感できた1日でした。
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僕らが七草を集めてる間、他の班もしっかり仕事していてくれました。
食器班は竹を切ってきて、器と箸の用意、全体で50人くらいいたので大変だったでしょう。
炊事班も火を起こして、粥と味噌汁の準備です。
採集した七草を何度かに分けて広場に持って行き、綺麗に洗って細かく切っていてくれました。
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そんなこんなで七草もちゃんと採集でき、他の班も作業が進み、漸く七草粥の完成です!
味噌汁も最後の調整をしつつ、作った竹皿と竹箸を回して行きます。
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というわけで、皆で一から作った七草粥を美味しくいただきました。
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僕はちょっと他の用事があり、ここまでしかいることが出来なかったので、大変申し訳ないのですが、今回のブログはここまでとさせていただきます。
でも、後で確認したら、この後も片付けや竹を切っては燃やし、切っては燃やしという山の整備をいつも通り頑張ってくれていたそうです。
みなさん本当にお疲れ様でした!
ではまた来週♪

※3月までの予定を今週のゼミの時間で何とか決めて、来週のブログには活動日を載せるようにいたします。遅くなり申し訳ありませんが、ご了承下さい。




こんにちは。4回生の吉田です。僕も執筆させていただきます。
今日のメインは七草粥でしたが昼から手の空いている人たちで入畑の奥の池の周りの樹を整備しました。写真を撮ったので載せてお行きます。

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七草粥に参加されていた方々や、野田さんの協力もあり、順調に進行しました。本当に有難うございました。


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池に光を通すため、池を覆っていた木を切り、引き揚げました。引き上げには野田さんの滑車を用いました。木が水分を含んでおり重く、池の水(ヘドロ)もつくため、引き揚げるのが大変骨の折れる仕事でした。

以上で池周りの整備の報告を終わります。