岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

3月2日(日)活動報告

こんにちは、二回生の安田です!
 
今回の主な活動内容は
・桜の植樹
・新しい橋の製作
でした。
 
※同時進行で行方不明になっていた道具探し(のこぎり2本が発見されました)や、これまでに切り倒した木の枝を落とす作業もしました。新規購入したのこぎりは黄色い柄のもので、NO.16~NO.20まで5本あります。道具管理については、持ち出す道具の名前と本数をメモしておき、道具箱に戻す前に必ず確認をしましょう。
 
 
それでは桜の植樹から見ていきます!
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今回は私たちが桜植樹について教わっている畑中さん、上宮高校の生徒さん、保護者さんがフィールドへ来てくださいました!畑中さんは現在高校教諭として進路指導をなさっていて、写真左側のお二人は畑中さんの教え子だそうです。びっくりするくらい里山に溶け込んでいますね。笑
 
まずは桜の植樹場所を選ぶことから始めて…
 
 
桜を植える場合、樹木間の距離は10mほど空けるといいようです。
 
 
植樹場所が決定したら穴を掘り…
 
そこへあらかじめ作っておいた土を入れ、苗木を植えたら周りをしっかり踏み固めます。
 
 
 
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<桜植樹の手順>
1 50㎝×50㎝の穴を掘る
2 元肥腐葉土:堀土:鶏糞=5:4:1)を入れる
3 植え土(腐葉土:堀土:赤玉=4:4:2)を入れる
4 桜の苗木を植える
5 空気が根に触れないように、土を足で踏み固め、バケツ一杯分の水をやる
 
※一般的な土の割合は
元肥腐葉土:堀土:鶏糞=5:3:2)
・植え土(腐葉土:堀土:赤玉土=3:4:2)
ですが、この割合は土の状態によっても変わるそうです。
 
 
今回は9本の桜を植え終わりました。桜の種類も豊富で、私は黄緑色の桜(須磨浦普賢象というちょっと強そうな名前です)があることを今日初めて知りました!咲いているところを見るのが楽しみです!
 
 
 
 
 
続いて橋の製作過程を紹介していきます!
 
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<橋の製作手順>
1 橋にできそうな大木を切り倒し、縦半分にする
2 橋の表になる部分のささくれを処理し、段差を平らにする
3 橋をかける部分の土を掘る(平行になるように意識する)
4 橋の両端50㎝程度を火で炙り、クレオソート(防腐剤)を塗布する
5 橋をかけて高さ等の微調節をする
6 針金で巻いて2本の木を固定する
 
今回は手順5まで進みました。
 
大木は半分の状態でも非常に重く、5人がかりでも持ち上げるのは大変です。最短ルートで運べるように相談したり、ロープをくくりつけたり、竹を車輪代わりにしたりして運びます。
 
この際、手足が巻きこまれないように要注意!段差部分を運ぶ時は竹を斜めに立てかけ、その上を滑らせるなど、知恵を出し合いながら運搬しました。
 
あらかじめルート上にある障害物を退かし、邪魔そうな木などを先に切っておくと上手くいきます。
 
橋の表面がでこぼこだと歩き辛いので、岸さんがチェーンソーで表面を整えてくださいました。
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やっと橋を架けることに成功!ここまでくれば完成まであと少しです!
これで今回の活動報告を終わります!