岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

4/9 活動報告 番外編 塩水選

みなさん。こんにちは!
3回生の中山航です。


今回はいつもの里山での活動報告ではなく、番外編です。岸さんの家にて来たる田植えに向けて塩水選を行いました。

参加者
4回生 和田さん
3回生 中山航 西村 伊藤 宮島 三宅



塩水選とは種籾を一定の比率(比率については後ほど詳しく報告します)の食塩水に入れて、浮いた種籾を取り除き、沈んだもののみを良好なものとして採用することです。中身の詰まった種籾は沈み、そうでないものは浮き上がってくる原理を利用し、選抜する方法です。

つまり、簡潔に言うとエリート種籾の選抜試験です。
浮いてしまっただけで苗になれない… 何とも厳しい世界を目の当たりにしました…


さて、ここからは準備物や先程述べた塩水選に用いた食塩水の比率などについて報告します。


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まず、準備物はバケツ、水、食塩、計量器、種籾5kg(うるち米)、ザルです。

バケツに水を張り、食塩を入れ食塩水を作っていきます。食塩水の濃度としては今回うるち米ですので、比重1.13です。水1リットルに対しておよそ食塩260gです。実際にその比率になっているかの目安としては生卵を使います。生卵を食塩水の中へ入れ、水面に浮き、少し出たくらいが目安です。
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食塩水ができれば、あとは種籾の選抜です。
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浮き上がるものは取り除きます。厳しい試験を乗り越えたもののみが苗となれます。やはり厳しい世界です。人間の社会と同じなのでしょうか…


以上が今回の塩水選についての報告です。
今後としては播種、苗代づくりを行っていきます。
ご覧頂きありがとうございました。



P.S.この日は西陣マルシェの準備も合わせて行いました。仲良く作業を行っています( *´꒳`* )
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それでは失礼します。