岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

12月4日活動報告

こんにちは2回生の佐藤です。私用で申し訳ないですが、今回のブログ作成を里山の授業のレポートの準備に使いたいので少し長めに書きます。

参加者は
4回生:和田さん、森下さん、釜谷さん
3回生:中山航さん、宮島さん、冨嶋さん
2回生:坂梨、小島、大西、有賀、佐藤、西村(晃)、服部
1回生:棚橋さん
でした。

3班に分かれて活動を行いました。私の班の活動を中心に書きます。午前中はニンニクを植えてある場所の草刈りを行いました。無農薬の野菜を栽培することを前提として活動しているので、作物の手入れが大変です。こまめに草刈りをしないと太陽エネルギーが育てたい作物に十分に行き届かないので、草の手入れは大切な作業になってきます。この後ニンニクの乾燥防止と雑草対策のために使わない稲わらを畑に敷き詰める作業を行いました。この作業を行うと、敷き詰めた稲わらが時間とともに腐敗していって肥料の役割を果たすのだそうです。雑草の発育抑制に関してですが、いくら稲わらを敷いても雑草が隙間から生えてくるので効果が薄いように思います。ニンニクの収穫時期は来年の5月下旬から6月頃なのでそれまで手間をかけてやる必要があります。8月の終わりごろに植えたので、かれこれ3か月が経ちました。画像を見ていただければわかるように、ニンニクの葉の部分はだいぶ成長してきています。埋まっているニンニクの球根の部分(ここが食べる部分ですね)はまだ小ぶりでしたが順調に成長していると思います。
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 次に午後の活動です。午後は今までススキが繁茂してほとんど耕作放棄地だった土地の開拓を行いました。初めに生い茂ったススキを含め周囲の雑草を除去する作業、それが一通り方付いたら作物を植えられる土地に戻すために、固まった土を掘り返す作業を行いました。ススキは丈が2メートルを超えるものが多く、刈り入れるのも、それを作業の邪魔にならない場所に移動させるのも一苦労でした。個人の感想が続いて申し訳ないですが、ススキを含め雑草を刈っている間に服に雑草の種(一般にひっつき虫と呼ばれているものですね)がたくさんついてしまい取るのが大変でした。もう少し頭を使えば回避できたので、次回からの課題ですね。固まった地面にスコップを入れて柔らかくする作業も行いましたが、ちっともスコップが地面に刺さらないほど土が固まっていたのでこちらも一苦労でした。本来私たちが活動している生駒市の土壌は農業に向いていると教えていただいたので、作物を植えられる程度まで土壌を回復させられたら、他の畑に利用している土地と同様に十分に栽培に利用できる場所になります。なのでこの作業は大変意味のあるものだと思います。
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ここまでで私の班の活動の報告はすべてです。次に他の班の活動の報告に入ります。
 3班は主に竹林整備を行いました。これは明るく風通しの良い竹林にすることを目的としています。間伐をすることで茶色くなった竹を取り除き、青く状態の良い竹のみを残すことができます。
 他にも茶筅に使う竹の確保も行っていたようです。抹茶を立てる際に使うものだと記憶しています。生駒市茶筅に用いる竹の産地として有名なようで、その竹を提供させていただくというのは素晴らしいことだと思います。
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 2班は斜面の笹を刈ったり、刈った笹を燃やして処理したりといった作業を行いました。途中からはお散歩会の方たちが遊びに来てくださいました!お昼にはチーズやマシュマロを炙ったり、刈った笹を燃やし、その炭で焼き芋をしたりといろいろ盛り上がっていたようです。私は子供のころにこのようなことをした経験がない(少なくとも記憶にない)ので、子供と一緒に自然の環境に触れ合うというのは素敵なことだと思いますし、うらやましくもあります。子供たちは里山を走り回って遊んでくれたそうです!今後ともこういう機会が続いていったらいいですね!

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まだまだ書きたいことはありますが、切りがいいのでここで報告を締めさせていただきます。読んで下さりありがとうございました!