岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

6月18日の活動報告 麦の収穫

岸ゼミ4年の木下です。この日は田植えや麦の収穫等を行いましたが、僕は主に麦の収穫に携わっていたので、麦の収穫について報告したいと思います。

この時期麦は、穂が黄金色に色付き収穫を迎えます。この日は、大学の授業「里山保全の実践経済学」の開講日という事もあり、一般の方に加えて多くの学生が集まりました。そして麦の収穫にも多くの人が参加されました。

今回は数種類の大麦を植えて、さらに植え方も畝に一定間隔で植える方式とばら撒き方式の2種類を取りました。植え方によって育ち方にも差が出ています。畝に植えた麦は穂を含めて大きく育ちました。しかし、ばら撒いた麦は多くの所から生えましたが、一つ一つを見てみると互いの栄養を取り合っていたのか、穂を含めてあまり大きく育ちませんでした。

↓畝に植えた麦(6月10日撮影)
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↓ばら撒いた麦(6月10日撮影)
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まず地元の農家の植西さんから麦の刈り方や、麦を干すために麦を束ねわらで結ぶ方法を学び、早速麦刈りを開始しました。

↓麦の収穫を学んだ後、麦をバッサバッサと刈って、その後麦を束ねて干しました。
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このような麦を刈り、束ねて、干す一連の作業を行なったのは畝に植えた麦でした。
一方ばら撒いた麦はというと刈った後に千歯こきや手で穂を取り、干す代わりに袋につめ家に持って帰り、家で乾燥させる方法を取りました。

↓ばら撒いた麦を刈り、穂を取っています。(この日は岸さんの友人でもあり、大学の講義でお世話になっているパトリシア先生も来られ、麦の穂を取られていました。)
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いつも里山に来ると思うのですが、里山は四季折々様々な顔を見せてくれます。今は山の木々が青々していてとてもきれいです。また前のブログにも載せましたが、夕方になると水田に夕日に染まった風景が投影しこれもまたとてもきれいです。いつも都会の雑踏の中で生きている僕ですが、このような場所に来ると本当に心が癒されます。

↓いつも多彩な顔を見せてくれる里山
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【コメント 】2006/6/21(水) 午前 3:11

中山です。早速の報告ありがとうございます。 植西さんにアドバイスいただくと、 「さくさくっ」と恐ろしく早く仕事が進みますね。 僕、「植西塾」に入りたくなりました。 しかし、木下さん、 いい写真撮りはりますね!! パトといい、里山全景といい。 こんなきれいかったっけ? こうなると、 写真手前の、プール池のうえの、耕作放棄草地、 とにかく刈り上げて、水はりたくなりますね。 土曜日は「ランドスケープアーキテクチャー)」 のワークショップですし・・・ね。 [ 中山 ]


【コメント 】 2006/6/25(日) 午前 3:50

木下さんの写真撮影視点良いですね。地元民もびっくり!!「里山の風景」なんてタイトルをつけて写真集でも作りたい気持ちにさせますねー。これからもどんな視点で写してくださるのかとっても楽しみです。この素晴らしい里山周辺に生息する有山でした。