岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

12月21日の活動 ~とどろみの森訪問~

3回生森下聖一郎です。里山のブログでは久々の登場になります。


まずは謝罪させていただきます。
本日の活動に対し大変失礼なふるまいを行ったことを岸ゼミ3回生を代表してお詫びさせていただきます。
これは、我々の情報共有不足と下回生の統制不足という結果が招いたことであり我々に全て非があります。
今後はこのような状況にならないように活動を行うように善戦してまいります。
今回は大変申し訳ありませんでした。
もし次の機会があれば参加させて頂きたいというのは非常に身勝手なことかもしれませんが…
もし次の機会があって、私たちが参加させてい頂けるようでしたらその際はよろしくお願い致します。



本日の活動は小峠で、道具の整理や地図作り、脱兎谷の脱穀の後処理のなどを行う予定でした。
ですが里山に向かう途中にアクシデントが発生致します。


本日は小峠での活動と並行して、
近大との交流会が箕面市にあるどどろみの森で行われることになっていました。
このイベントには2回生が多く参加してくれることになっていましたが…はてさて何があったのやら…。
2回生が相次いでドタキャン、完全無視という状況に…。
そもそもこの件に関して情報共有がうまくいっていなかった面もあり、
小峠に向かっていたメンバーもその詳細をかじる程度にしか理解していませんでした。



このイベントは同志社近畿大学の正式な交流なので、人数が少ないのは非常に問題があるのです。
さらに、今回の交流の場を提供してくださった
『とどろみの森クラブ』さんにも多大なる迷惑をおかけすることにもなります。
そのため急遽小峠に向かっていたメンバー4人(大中、杉俣、榊原、森下)は踵を返し、
大阪府箕面市とどろみの森を目指します。



車を走らせること約2時間。
道に迷いながらもどうにか現地に到着いたします。
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(現地の入口)


そこはニュータウンの中に存在する里山であり、その様相は小峠とはまた違った様相を呈していました。

我々が現地に着いた時刻はすでに午後2時を回っておりました。
大変な迷惑をおかけしてしまっているにも関わらず、
既に作業を行っている面々と合流させて作業を行わさせてもらえることになりました。
本当に…感謝のひとことに尽きます。


今日の作業は遊歩道の整備のようでした。
チェーンソーで木を切り倒し次々と遊歩道を作り出していく様には少し衝撃を受けました。

これは組織化が行われていて、
かつ明確な意思を持っているからこそ成せる技ではないかと思いつつ作業を手伝わさせていただきました。
本日の作業を行っているのは活動拠点の裏手にある山の山頂付近でした。
そこまでの道のりは険しくオッサン4人には少々厳しいものとなりました。
ですが本日かけてしまって迷惑のことを思うとそんなものは何ということはありません。
少しでも作業を行いその愚行を挽回しなければいけないという使命が私たちにはあったのですから。


急な斜面
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登るのが凄く大変です


遊歩道作りの様子

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杭を作る様子です。


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先端は尖らせ過ぎると強度が落ちます。


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杭を打ち込んでいる様子です。


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丸太を運ぶ岸ゼミ生


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遊歩道の様子。


その後1時間ほど活動し山を降りることになりました。
正直働き足りなかったような気がしますが…
普段体験できないことが体験できて非常にいい機会となりました。

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里山管理小屋です。


その後、近大のFeeLinkとのディスカッションを行うことになりました。
その議題は『農学と経済学の視点から考える里地里山の守り方』というものでした。
恐らくここにいるメンバーにとっては一番得意な分野ではないでしょうか?
凄まじい意見が飛び交うことを期待しつつ議論が展開されていきます。
議論は白熱し、自分たちの普段持っている考えを出し合い里山について話し合いました。
知識は出してこそ意味があるのです。そしてその知識を実践してこそ意味があるのです。
今回ここで議論した知識はいつか我々が実現、実践したいと考えていることであり、
その考えを整理するいい機会となったと思います。
これにより里山の課題と問題点が再び明確化し
今後の我々の活動にいい影響を与えることは言うまでもないでしょう。

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テーマ

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先行班


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後行班




本日の活動には同志社側に様々な非点が生じており
近大の方やとどろみの森クラブさんには非常に不快な思いをさせてしまったと思っております。
度重ねてお詫びを申し上げます。大変申し訳ありませんでした。



我々は今回の交流会に途中から参加するという形になったため、
午前中に行われた『とどろみの森クラブ』さんのお話は聞くことができなかったので、
その辺りの報告は担当者にもう一度報告を行ってもらいたいと思います。