岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

10月28日の活動報告~小峠での脱穀~

どうも、SAインターンの八木です。
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脱穀です。借りてきた脱穀機も含めて5台の脱穀機を投入。もちろん動力なんか使いません。人間の労働力で動かす足踏み脱穀機です。

ヒノヒカリ用に前田に3台、黒米用に古田横に2台を設置、ステップを足で踏んでドラムを回転させます。そしてドラムについた突起で実になってる部分を扱ぎます。それが足踏み式脱穀機。
こんな感じで↓脱穀機の前にシートかネットを張って飛ばした米の集めます。
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中山さんの指導で室田ゼミ2回生の生徒たちも前田で脱穀、笑顔で脱穀
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結構がんばってステップを踏まないと勢いがつきません。勢いよく回さないと、稲穂を扱ぐときにかなり勢いが失われてしまいます…意外と重労働なのです。僕も初めて足踏み式脱穀機を踏みましたが、踏み続けていると足が疲れてきて、本当に疲れました…。

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SAの福井さんの脱穀wムービーでどうぞ!↑

そんな重労働なのに松岡君は「僕、こういうの好きですよ」と言ってガンガン脱穀していきました。彼の体力は一体どこから出てくるのでしょう…福井さんも目を止めるほどノンストップで快進脱穀
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タオルと笠で顔が隠れてる松岡君↑、使っているのは金属製の足踏み式脱穀機。途中で動きが鈍くなったりしましたが、尾山さんがオイルを持ってきてくださって解消できました。まめにオイルを注さないと焼けてしまうようです。

前田の様子
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ヒノヒカリは量が多いので、脱穀機3台とたくさんの人数を投入。おかげではざにかけてあった稲がどんどん消えていきます。しかも、稲のなくなったはざも崩す作業も並行して行っていきます。

扱いだ米を余計な部分を取り除いて、ふるいに通して、袋に入れる作業も大事です。脱穀機では扱ぎきれない米もあるのでそれもチェックします。これが結構残ってたりして、もったいないので…できる限り見つけて回収しました。
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すべての黒米の稲を脱穀機に通し終わって、お昼ごはん。
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翁さんが味噌汁作ってくれてました。大きな竹の器でいただきました。
IAESTEの上野さん、毎週のように参加してくだいさます。里山での味噌汁の味、いかがでしょうか?

昼食を終えて、活動再開。
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注文していた物置が届いたので組み立ても同時進行。今使ってる物置の向かって右隣りに設置することにしました。下にブロックを敷くのは通気性、高さの調整などの意味があるらしいです。オヤマさんにも手伝っていただいて、完成。立派なもんです。
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植西さんが脱穀した後の藁をきれいにくみ上げてくみ上げて(↓写真の後ろ)
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室田先生は広場の雑草を燃やしてその火を利用して、焼きイモを作ってくださいました。
室田ゼミ2回生に里山の味を堪能してもらえたのではいかと思います。

このままじゃ終わらない、ということで前田に集中。
どんどん脱穀していきます。
結局、ヒノヒカリのはざを脱穀せずに1つ残しました。日が落ちてきて時間的にも限界でした。扱ぎ終わった藁を運んだり、広場を片づけたりもしなければいけないので…

結局、脱穀した量は黒米が米だいたい袋9袋、ヒノヒカリが17袋といった具合でした。
秋晴れで日差しが強い中、がんばって脱穀しました。汗かきながら、手をかゆくしながら。最後に岸さん、中山さんの車に米袋を乗せるときに持ち上げて運んだ時の米の重み、これが成果だと言わんばかりの重さでした。
次の土曜日の収穫祭でこの黒米を用いて餅つきを、ヒノヒカリは白ご飯にします。