岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

12月8日 炭焼き準備・試し焼き

三回生の八木です。
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12月に入り、最初の里山です。
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今日の活動は炭焼き準備です。で、準備が早く終われば試しに焼いてみようということでした。
里山に来たメンバーは中山さん、ゆうてんさん、八木だけでした。これはちょっと少ないような…

炭焼きには広場の東側の池のほとりにあるドラム缶でできている窯を使います。2年前から使っているので結構あちこちが痛んでます。グラインダがあるので新しい窯を作る案も出てきていたのですが、今回は現役続投ということになりました。

まず、窯のサイズに合うように、竹を切っていきます。竹は収穫祭の時に切り出してきて、使わなくておいていたのを今回の炭焼きに使うことにしました。
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窯にはかなりたくさんの量の竹を入れるためにどんどんきっていきます。

切り終わった竹は今度は割ります。1本の竹を縦に3つくらいに割って、節の部分ハンマーで砕いてを取り除きます。↓
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竹の準備が整ったところで午前中の作業は終了。

午後からは窯の準備に入っていきます。
窯は、煙突内部に土が詰められているので(意図的に)、それを取り出す作業からはいります。
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写真のように煙突の上から棒で突きながら、そして下からは窯内部に入り手で穿り出します。この作業がなかなか難航しました。上から突いてもなかなか崩れない。下から穿っても硬く固まってしまっているのでうまく取れない。しかもせまい窯の中からだと煙突内部に対して手が届く範囲が限られていて思うようにできませんでした。
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ゆうてんさん、狭い窯に入ってがんばってます。

何とか、煙突の土を出し切って、次は切った竹を中に並べていきます。
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節の部分を取り除いてある意味がここで出てきます。

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↑結局、こんな感じに詰め込みました。かなりたくさん入ってます。ちょっと多すぎたかもしれませんね…最後のほうはハンマーで無理やりに押し込みました。準備した竹の大部分が窯のなかに消えていきました。

詰め込んだら、後はふたをしてレンガを積み、土で覆っていきます。
しかし、ここでも問題が…
2年前から使っているので老朽化していた窯は上に被せ続けていた土の重さで変形していて、さらに、竹を強引に詰め込みすぎたせいか、さらに変形。蓋するときにうまくはまらず、蓋の口を曲げながら何とかはめ込みました。
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そして、火を焚く筒を取り付け、何とか準備完了。↓
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火を入れます。燃やして、中の竹の水気を飛ばします
煙突から出る煙の温度を見て、どうするか決めます。
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↑レンガの隙間から出てくる煙を止めるために泥を塗ります。
だいたい80~90度くらいで火を焚くのをとめて窯口の広さとかを調整して温度調節します。
だいたい150度くらいで窯止め(窯口と煙突をふさいで、煙が漏れないようにすること)するのが一番いいそうで、ここで時間をかけると硬くていい炭ができるそうです。

火を入れたものの、窯に入れた竹の中の水分が多かったのかうまく温度が上がらず。結局、そのまま温度が思うように上がらず、日が暮れてきたので窯止めをしました
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…が、
泥でふさいだにもかかわらず積んだレンガの間から漏れ出る煙もとまらず…
ということで、明日の結果を待つことにしました。